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富士山マラソン2022への道 TATTA RUNシリーズ夏【ファンランハーフマラソン】

「暑かったけど、短かったよね、夏…」

私の敬愛するサザンオールスターズのヴォーカリスト桑田佳祐氏が監督を務めた映画

「稲村ジェーン」

その劇中でヒロインの清水美砂さんが発した印象的な台詞ですが…

それはさておき、今年の夏は本当に暑かったですね。そしてまた暑さがぶり返しています。

そんな中、恒例の富士山マラソンのオンラインイベントにエントリーしていたので、調子に乗って暑い中、「10㎞くらい走ってくるわ!」と家族に伝え意気揚々と走りに出て、3km走っただけでギブアップしたのは、ここだけの話です。

それでも、8/11日から8/20の期間中に6回に分けて何とか21kmを走りきりました。

9月末日、完走賞のメダルが届きました。(*2022.10.6追記)

富士山マラソン2022への道 TATTA RUNシリーズ夏【ファンランハーフマラソン】とは

開催期間:2022年8月11日 (火) ~ 2022年8月20日 (土)

参加カテゴリー:21.0975㎞

参加賞:第10回記念富士山マラソンTシャツまたはバーチャルマラソンオリジナルバスタオル(希望購入制)

完走賞:完走メダル

上記開催期間内にGPSトレーニングアプリの『TATTA』を利用して、合計でハーフマラソンの距離を走りきるというオンライン方式のイベントです。

暑いときに外を走るとなぜスピードが上がらないのか?

普段からマラソンを楽しんでいる皆様はご存じかと思いますが、暑いときに外を走るとすぐ疲れるし、長く走ることもできません。

その主な要因には下記のようなものがあげられます。

皮膚の表面へより多くの血液が送られる

暑いと体温が上がるので、発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散によって体温を下げるためにより多くの血液が皮膚の方へ送られます。

運動に必要な酸素やエネルギーは血液によって運ばれるので筋肉よりも皮膚の表面へ血液が多くなってしまえば、それらの運搬は通常よりも損なわれることになります。

脱水によるパフォーマンス低下

暑いと必然的に汗の量が増加して体から多くの水分が失われていきます。

脱水が体重の2%以上になると運動能力が著しく損なわれることになります。

暑熱順化できていない

諸熱順化には個人差はありますが、2週間ほどかかるといわれます。

暑さに慣れていないと発汗による気化熱や体の表面から熱を逃がす熱放散により体温調整がうまくできず、熱中症になりやすくなります。

夏に外を走るときは工夫しましょう

私のようにただ距離を稼ぎたくて走るときは別にして、暑い夏でも練習効果を効率よく引き出したい熱中症や脱水による事故を予防するためには、暑くなり始めたら環境に体を慣らすように屋外で汗をかく運動を少しずつ取り入れたり、暑くなったら塩分や水分の補給をこまめに摂取するよう心掛けて下さい。

また暑すぎるときは屋外での運動を中止して屋内練習に切り替えたり、運動を中止してください。効果より健康を損なうリスクが高まってしまうのは本末転倒です。

運動を中止する目安は暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)を目安にするとよいでしょう。

基本的にWBGTが31℃を超えたときは運動は原則中止です。

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