去る11月9日(日)、さいたま新都心で開催された「さいたまクリテリウム」を観戦してきました。
この大会は、ロードレースファンにとって特別な“祭り”のようなイベントです。
ヨーロッパで活躍する選手たちにとってはオフシーズンにあたりますが、普段はテレビやYouTubeでしか見ることのできないトップ選手たちが、目の前を駆け抜けていく迫力は、まさにかけがえのない瞬間でした。
さいたまクリテリウムとは?
「さいたまクリテリウム」は、ツール・ド・フランスの名を冠した公式イベントとして、毎年秋に埼玉県さいたま市で開催される自転車ロードレースです。今年で11回目となる今大会も世界のトップ選手が集結し、都市型コースで熱戦を繰り広げる、日本では唯一の本格的なクリテリウムレースです。
世界トップ選手の走りを間近で体感
ツール・ド・フランスで活躍したスター選手が多数参戦。選手との距離が近く、目の前を猛スピードで駆け抜ける姿は圧巻。落車やアタックなど、ドラマチックな展開も見逃せません。
私の今年の推しは、何と言ってもプリモシュ・ログリッチ。うん、イケメンです。
そして、今年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝を果たしたヨナス・ヴィンゲゴー、
ツール・ド・フランス2025ではポイント賞を獲得した最強スプリンター、ジョナタン・ミランも参戦。

さらに、さいたまクリテリウムに11回連続出場している、日本が誇るロードレーサー・新城幸也の姿も。

その他にも、人気・実力を兼ね備えた世界を代表するトップレーサーたちが、さいたまの地に集結しました。
街全体が自転車フェスに
さいたま新都心駅周辺が特設コースとなり、スーパーアリーナを含む約3.5kmの周回コースで開催。観戦しやすく、何度も選手の走りを見られるのが魅力です。周辺では「サイクルフェスタ」や「さいたまるしぇ」などのイベントも同時開催され、グルメや物販、ステージ企画も充実。

まるしぇでは、公式グッズの名刺入れを購入しました。
今年は午前中があいにくのお天気だったので、沿道でレースの開始を待つことはせず、「さいたままるしぇ」や「サイクルフェスタ」を満喫してから、メインレースのスタート間近になって沿道へ向かいました。
この様にさまざまな楽しみ方ができるのもこの大会の魅力です。
参加型イベントで自転車をもっと身近に
有料のチケットを購入する必要はありますが、一般市民がプロと同じコースを走れる体験走行や、パラサイクリング、ジュニアレース、女子タイムトライアルなど、多様なカテゴリーが用意されています。自転車ファンだけでなく、家族連れや初心者も楽しめる構成です。
ファン感謝祭では、選手との写真撮影やサイン会、トークイベントなどが開催され、憧れの選手と直接ふれあえる貴重な機会。地元中学生向けの「ドリームティーチャー」企画もあり、教育的な側面も注目されています。
まとめ
さいたまクリテリウムは、世界トップクラスの自転車レースを日本で体感できる貴重なイベントです。観戦だけでなく、参加や交流、体験を通じて、自転車の魅力を五感で楽しめる一日となります。自転車ファンはもちろん、初めての方にもおすすめです。首都圏にお住まいで、まだ足を運んだことがない方は、ぜひ来年こそこの機会をお見逃しなく!

合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)/JSPOスタートコーチ(ジュニア・ユース)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。