笠山の登坂で脚も心もズタボロになった一日
関越自動車道を東京から鶴ヶ島インター方面へ走っていくと、正面に“女性が仰向けに寝ているように見える”山並みが現れます(あくまで私の個人的な感想ですが)。
その胸元にあたる部分に位置するのが、地元で「おっぱい山」「乳首山」「乳房山」といったユニークな呼び名でも知られる山。
正式名称は 笠山(837m) です。
以前から気になっていたこの山を含め、今回は比企三山(大霧山・笠山・堂平山)を巡るトレラン練習に挑戦してきました。
スタート地点は剣ヶ峰駐車場
距離:20.98㎞ 時間:6:02:29 累積獲得標高:1405m
今回は、剣ヶ峰駐車場をスタートし、定峰峠を経由して大霧山、笠山、堂平山をめぐるコースを選択しました。

剣ヶ峰駐車場
朝の空気は涼しく、最初の定峰峠までは足取りも軽やか。
蜘蛛の巣アタックに幾度となく見舞われながら、順調に大霧山山頂に到着。

大霧山山頂
名前の通り霧だらけで景色は望めず。
補給を済ませ、その昔武蔵野にいた大太坊という巨人がお粥を煮て食べたと言われている粥仁田峠を経由して東秩父村のヤマメの里公園へ一気に下ります。ここまでは脚も心もまだまだ元気です。
しかし、問題はこの先笠山の登坂です。
笠山の登山口から頂上まではゆけどもゆけども登り。
登りが苦手な私は、ここで腿が完全にノックアウトです。
途中で何度も「あとどのくらい…?」と空を仰ぎたくなるほど。
それでも、一歩ずつ前へ。山頂に着いた瞬間、汗だくの体に吹き抜ける風が最高のご褒美でした。

笠山頂上
因みに笠山に東峰と西峰があるようで↑こちらの山頂が東峰(837m)で、

笠山神社
神社のあるこちらが西峰(842m)のようです。

西峰山頂
笠山神社にてここまでの無事を感謝しつつ、比企三山最後の山『堂平山』へ向かいます。山頂から見えた堂平山山頂が思いのほか遠く見え、心がポキポキと折れましたが、何とか堂平山山頂へ。

堂平山山頂からの眺め
広い山頂からの景色は絶品です。
ここから駐車場へ戻るついでに剣ヶ峰山頂もおまけでハントしてきました。

剣ヶ峰山頂
ここで完全に脚が痙攣して本日の練習は終了となります。
笠山のきつさは正直想定以上でしたが、その分登り切った達成感は格別です。次はもう少し脚を鍛えて、笠山にリベンジしたいと思います。
おっぱいへの道は険し...
もとい!第13回トレニックワールド in おごせ・ときがわ 50km完走への道は険し。
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合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。