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2020年、新型コロナウイルスの流行の影響によりマラソンやトライアスロンの大会が軒並み中止になりました。
その影響は2021年の大会開催にも及ぼし、2年続けて大会の開催数が激減しました。
言い訳にはなりますが、この状況をきっかけに私自身の走る機会も激減し、それに伴い持久力が低下したと自覚しています。
その影響は未だに色濃く残っています。
そんな状況を打破すべく2025年は、今一度サブ4を達成した頃の持久力を取り戻そうと決意した次第であります。
今後の目標は、フルマラソンサブ3.5の達成及びIRONMANロングディスタンスの完走です!
そこで、私が普段持久力向上のために参考にしている書籍を4つ紹介したいと思います。
ランナーのカラダの中
運動生理学者の藤井直人(ふじい・なおと)氏が論文の引用をもとに、ランニング時に体の中で起こっていることをわかりやすく解説しています。
無駄に断定的ではなく、客観的視点でまだ分からなことや、はっきりしていないことがあるということを正直に語っています。
今現在分かっている科学的知見をヒントに自分自身のトレーニング方法や走り方を考え直すきっかけになるはずです。
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ランナーのカラダのなか: 運動生理学が教える弱点克服のヒント 新品価格 |
いささ専門的な内容ではありますが、持久力向上のメカニズムを科学的に解き明かし、理論と実践を繋げる名著です。
生理学的基礎からトレーニング計画、リカバリーまで網羅的に解説しています。
持久系スポーツのパフォーマンスアップに役立つ、バイブルと言える一冊です。
理論を学び、実践に活かしたい全てのアスリートにおすすめです。
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エンデュランストレーニングの科学 -持久力向上のための理論と実践- 中古価格 |
ダニエルズのランニング・フォーミュラと言えば、持久的な能力を示す指標『VDOT』です。
この指標は、目的とする体力的要素を向上させるための練習強度を決める参考にすることができます。
マラソンのタイムを向上させるために、いたずらに距離を走るのではなく、長距離ランナーの生理的課題である、最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値、スピード、ランニングエコノミーを効率よく向上させるためのヒントになること必至です。
レベル別の練習計画や目標設定、レース戦略まで詳しく紹介されていて、まるで専属コーチの様な一冊です。
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乳酸に関する研究者の八田先生が、かつては疲労物質と言われていた乳酸について、その生成のメカニズムや身体の中でどのような役割を果たすのかをわかりやすく説明しています。
乳酸性作業閾値の向上に課題を感じているランナーには、役に立つ一冊になることは間違いありません。
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合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。