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トレーニング トレイルラン

奥武蔵ロングトレイルレース35kmのコースを試走してきました その②

レース本番まで3週間と押し迫った5月19日(日曜日)、急遽仕事がキャンセルになったので、奥武蔵ロングトレイルレース35㎞の前半パートを試走するために、飯能へ行ってきました。

この日は、スタート地点となる飯能中央公園では『飯能ものづくりフェア』なるものが催されていました。

今回は、スタート地点から吾野までのコースを試走します。

まずは、スタートから西武線の車両基地を経由して多峯主山を目指します。

30分ほどで多峯主山の山頂に到着

ここまでは序の口、今回のハイライトは飯能アルプスに入ってからです。

大黒山を経由して、飯能アルプスの入口へ向かいます。

1時間ほどで、飯能アルプスの登山口(私にとっては鬼門)に着き、エネルギー補給をして、ノコギリの歯と称される飯能アルプスへ

ここからは、登っては下り、登っては下りの繰り返しです。

まずは永田山

そして久須美山

前回の後半パートを試走したときの分岐を天覚山の方へ向かいます。

やっとの思いで、東峠に辿りつきました。

前半パートの大ボス、『天覚山』に挑む前にすでにHPは減りまくり、心折れかけました。

天覚山を登り始めると人気アニメ『鬼滅の刃』で主人公の竈門炭治郎が「鬼殺隊」への入隊を目指す修行中に切った岩を彷彿させる岩を発見!

それはさておき、悲鳴をあげながらひたすら登り、

山頂に辿りすきましたが、ここでまだ10㎞地点という事実を突きつけれら、絶望...

進んでるんだか、進んでないんだかわからない速度で前へ足を進めます。

前半パートの裏ボス『大高山』も何とか登り切り、最初のエイドステーションの吾野駅へと下ります。

しかし、この最後の下りが私を限界へと導き、下りきった時には両方の腿が痙攣を起こしました。

走行距離16.11㎞、時間4時間39分、累積標高1018mの旅を終え、吾野駅でエネルギー補給!

駅前にある奥武蔵見晴休憩所にてお蕎麦をいただきました。

レース本番は、ここから残り20㎞です。

果たして再び走る気になるのか、一抹の不安を抱え、帰路へとつきました。

トレイルランナーはマナーを守り、ハイカーに気配りを

今回走っている途中、山の所有者の何人かとお話する機会がありました。

それで、気づいたのはレースのコースとなる山の所有者のすべての方がレースに対してポジティブな感情をもっているわけではないことです。

山の所有者の中には近隣で商売している方もいます。

トレイルランナーが増えることで、ハイカーが減り商売に影響が出たり、山が荒れてしまったり、山中にごみを捨てられたり、お店に店内で購入したもの以外を捨てていかれたり、汚れた体でグループでお店に入り、大騒ぎしたり、お店の前で裸になって着替えられたりなど、ネガティブな感想を実際耳にしました。

それゆえ、この様なネガティブな感情を抱かれないように、トレランを嗜むにあたって以下のことには気を付けたいですね。

山にごみは捨てない!残していいのは足跡だけ

自分が持ち込んだ行動食やドリンクのごみは、必ず持ち帰りましょう。

そして、もし道中にごみを発見したら、拾って持ち帰りましょう。

ハイカーに気配りをしよう!

ハイカー優先の気持ちを忘れずに。

挨拶をする、道を譲る、追い越すときは歩いて!

集団で山に入らない

グループで行動すると気が大きくなりがちです。知らず知らずにうちに周りに迷惑をかけていることがあります。

公衆の面前で着替えをしない!

下山して、着替える場合は、トイレや人の目に付かないところで!

誰もあなたの裸は見たくありたくありません。

お店に入店時や電車に乗る前は極力きれいな体で!

汗だくになった身体は自分が思っているより香ばしい香りをまき散らします。また、ドロドロの靴や濡れたウエアでの入店や電車に乗るのはやめましょう!

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