来たる8月27日(日)に茨城県石岡市にて開催される「第10回筑波連山天空ロード&トレイルラン」の練習のため、霧降高原へ行ってきました。
今回、起点としたのはTAOYA日光霧降です。
前日は、あいにくのお天気だったので、天気が悪かったら諦めようと思っていましたが、5時に目を覚まし、窓から外を眺めると清々しい青空が広がっていたので、ノープランでいざ出発!
トレイルランニングで絶対やってはいけないこと
絶好のランニング日和だったので、半袖短パンで出発!
とりあえずキスゲ平原地へ向かうためロードを登ります。
数百メート走ったところで、標高961mの標を発見。クマザサが生い茂っていますね。
しばらく走ったところで、「高原歩道入り口」のバス停があり、その脇に見晴台まで2,1㎞の案内が…
1時間ほど走るにはちょうどいいなと思い、プランを変更して見晴台まで行ってみることにしました。
これが間違いのもとだとは気が付きもせず、トレラン初心者の私は安易にも先へと進んでしまいます。
9月の日光、前日は雨、服装は半袖短パン、クマザサの生息地
勘の鋭い方ならどうなったか想像がつきますね。
そうです。足首にはヤマビルが何匹も付着し、腿はクマザサで切り傷だらけと相成りました。
ヤマビルを振り落としながらなんとか見晴台まで到着。見晴台に着くと、私の心を表してるかのように雨が降っているではありませんか。
状況は、ますます悪くなっていきます。
そこからは、一目散へ来た道を引き返しました。
途中で横切った川にてすべてを洗い流したつもりでおりましたが、宿に帰り靴下を脱ぐと、靴下が血だらけになっておりました。
塩もライターも忌避剤も持っていなかったので、ヤマビルを無理やり引きはがし、よく洗い、止血を試みましたが、血が止まるまでにはかなり時間を要しました。
軽装、準備不足で山に入ることは、絶対にしてはいけません!
少しだけだからと軽い気持ちで入ると事故のもとですから、気を付けましょう。
ヤマビル対策
今回は、自分の見通しの甘さと装備、対策の不足を反省しました。
普段から山を走っている方は、こんなことしませんね。
今回の、反省点を踏まえてヤマビル対策をまとめてみます。
1.ヒル忌避剤
ヒル下がりのジョニー
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ヒルの嫌うディートという成分を含んだ虫よけスプレーも効果があるようです。
ヒルだけでなく蚊、ブヨ、マダニなどにも効果的なので一石二鳥ですね。
サラテクトリッチリッチ
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2.山に入る時は、肌の露出を減らす
ロングタイツやゲイターなどを利用してなるべく肌の露出を減らしましょう。
フォーカスサポートロングタイツ(C3fit/メンズ)
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SALOMON TRAIL GAITERS HIGH
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3.塩、飽和食塩水、虫よけスプレーをかけて取り除く
万が一、ヒルに噛まれてしまったら、塩、飽和食塩水、虫よけスプレーをかけてヒルを取り除きます。
その後は、噛まれたところから血を押し出し、ヒルの唾液成分ヒルジンを絞り出しましょう。そして、水で良く洗い流します。
傷口がきれいになったら、清潔なガーゼなどを当てて数分間圧迫して、止血しましょう。
もう二度とグロテスクなヤマビルは噛まれたくありません。
ヒルだけにひるみます。なんちって。
合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。