来たる4月20日(日)に開催される『かすみがうらマラソン2025 第35回大会』に向けて指導業務の合間にちょろちょろと走る練習をしています。
かすみがうらマラソンといえば、私が初めて参加したフルマラソンなので思い出深い大会です。
そして、この大会で有森裕子さんが代表理事を務める認定NPO法人ハート・オブ・ゴールドの存在を知り、現在に至るまで会員、ハートペアレントとして微力ながらできる範囲で支援させていただいています。
それはさておき、私はただ無心で走るということが出来ないので、屋外をランニングする時には目的地を定めています。
その際に、ちょうど良いと思ったのが都内各地に数多く残る人工の山や富士塚でした。
富士塚とは
富士塚(ふじづか)は、富士信仰に基づき、富士山を真似て作られた人工の山や塚です。一般的に「お富士さん」などと呼ばれています。
私が学生時代にアルバイトしていた十条のフィットネスクラブの近くにもお富士山と呼ばれていた場所があったのをふと思い出しました。
今度行ってみようと思います。
下練馬の富士塚
今回は、TIPNESS氷川台店での指導業務の合間だったので、そこから往復で6キロ弱の東武練馬駅付近にある北町浅間神社内の富士塚を目指します。
下練馬の富士塚は、江戸時代に第一回、明治5年6月に第二回の築造がされ、昭和2年6月に3回目の築造を経て現在の姿になったそうです。
結構綺麗で立派な富士塚です。しっかり管理されて大切にされているのが良くわかります。
登山道には、合目石が設置されており、
頂上には、三角点も設置してありました。
残念ながら、富士山を望む方向には建物が建ってしまい、富士山を見ることはできませんでした。
富士山を登ったご利益はもちろん、それと同様のトレーニング効果も得られたことでしょう。
徳川綱吉御殿跡之碑
余談ですが、この富士塚の近くには、後に江戸幕府第五代将軍となる徳川綱吉が寛文年間(十七世紀後半)にこの地を鷹場とし、その宿泊所として建てた「鷹狩御殿」の跡地に立派な石碑があります。
この辺りは宿場町として栄えた場所だったのでこういった歴史的に由来のあるスポットが残っているようですね。

合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。