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コーチング トレーニング

指導者として常に学び続ける事の重要性

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先日、埼玉県久喜市のふれあいセンター久喜にて開催されたJSPO(日本スポーツ協会)公認スタートコーチ養成講習会を受講してきました。

トレーニング指導において人に伝えるという事はとても重要です。NSCAの資格を取得する上で、コーチングのカテゴリーについて深く学ぶことがなかったので、学ぶ機会を作りたいと思い、この度の要請講習会を受講するに至りました。

この様な機会を通して新たな知見を得ることや異なる職種の方々の意見を聞くことは、とても刺激になりました。

知らないことを知るということは、成長する為の第一歩です。

何知らないこと以外は、何でも知っている私には必要ありませんが…(笑)

わたしはなんでも知っている (新・童話の海)

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児童書ではありますが、思わずこちらの本をポチリました。さりげなく娘に読ませようと勉強机の上に置いておきました。

無意識的無能

新しい事を学ぶには、そのことについて自分が充分に知らない、出来ていないという事に気がつかなければなりません。

自分が知らないということ、できていないということに気がついていない状態が無意識的無能です。

この状態では、何かを学ぼうという意識にはなりません。

なぜなら自分は出来ている、知っていると思い込んでいるからです。

まずは意識的無能な者になるべし!

この状況を脱却するためには、常に自分を批判的に評価したり、他者から評価してもらうなどの方法で、「自分は全然できていなかったんだ」もしくは、「わかったつもりでいただけで知らないことがまだまだあるんだ」という状態へ進めなければなりません。

この状態が意識的無能です。

意識的無能から意識的有能の状態へ

自分ができていないことに気づいたら、課題を割り出し、できる状態へフィードバックしながら努力をする。

さすれば、意識的有能の状態へ自分を高めることができます。

自動化はされていないけれど、集中すればできる状態ですね。

無意識的有能

意識的有能の状態で繰り返し練習をすることで意識しなくてもできる状態、つまり無意思的有能の状態へと入ることができます。

いわゆる自動化された状態です。

選手目線で言い換えれば身体が勝手に反応して動くということです。

サッカーで例えるならば、パスが飛んできてシュートを打つ時に

「よし!このパスならボレーシュートを打って、ゴールの右上を狙ってシュートを打とう!」

何ていちいち考えて打ちませんよね。

刻々と変わる状況を素早く把握して、来たパスに考える間もなく瞬時に体が動き、ゴールできそうなところへシュートを打つわけです。

これは、練習や試合の中で身につけたスキルが無意識的に発揮されるのです。

ただ気を付けなければいけないのは、無意識的有能の状態は次のステップへ進むための『無意識的無能』の状態でもあるので、現状に満足せず常に高い目標へ向かって、無意識的無能→意識的無能→意識的有能→無意識的有能のサイクルを繰り返す必要があります。

曲がりなりにも人に教えることを生業にしている身としては、このサイクルを意識して常に学び続けようと思います。

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