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トレイルラン

初めてのロングトレイル挑戦、そしてDNFという現実

実は昨年もエントリーしていた「トレニックワールド in おごせ・ときがわ 50km」。

しかし、あいにく昨年は娘の運動会が悪天候のため大会当日に延期となり、泣く泣く参加を断念。エントリーしたものの、スタートラインに立つことすら叶いませんでした。
今年こそはとリベンジを誓い、それなりの準備を重ねて大会当日を迎えました。
ところが、現実はそう甘くはなく、ぶな峠にて無念のリタイア。
関門の時間には間に合っていたものの、そこから先の行程を考えると、時間と体力の余裕がなく、遭難や事故のリスクを伴うと判断。安全を最優先に、今年の挑戦はここで終えることにしました。

来年こそは、ぶな峠を越えて最後まで走りきることを目標に、また一歩ずつ積み重ねていきたいと思います。

トレニックワールド in おごせ・ときがわ 50kmとは

開催日:2025年10月5日(日)

開催場所:越生町、ときがわ町

参加賞:当日入浴券、釜久米菓のおこげ煎餅

釜久米菓のおこげ煎餅

参加カテゴリー:ロング50km

距離約 51km、 累積高度約2,600m 、オフロード約31km
ニューサンピア~笹郷~傘杉峠~関八州見晴台~ぶな峠~刈場坂峠~大野峠~堂平山~慈光寺~オオカヤ~新柵山~くぬぎむら体験交流館~大築山~上谷の大楠~ニューサンピア

「安価で安全に山を楽しのでもらう」

トレニックワールド in おごせ・ときがわの魅力は、そのコンセプトです。

「安価で安全に山を楽しんでもらいたい」という主催者の思いが、随所に感じられる大会です。
参加費は控えめながら、エイドステーションの給食は驚くほど充実。
うどん、パスタ、パン、フルーツ、ピクルス、ジュース類からスイーツまで。
ゴールしたころには、お腹いっぱいです。

ぶな峠のエイド

リタイアを告げたぶな峠でいただいたピクルスは、最高に美味しかった。

くぬぎむら交流会のエイド

ぶな峠でリタイア後30kmのコースをエスケープルートして利用してくぬぎむら体験交流館へ。

このエイドステーションでもらったおうどんも良かった。

リタイア後は自力でゴールまで

トレニックワールドinおごせ・ときがわは、リタイアしても緊急性がなければ回収車に乗せてもらえません。
つまり、リタイア地点からゴールまで自分の足で戻る必要があるのです。

自然の中での挑戦だからこそ、自分の体力と実力を冷静に見極めて、リタイアの判断をすることも「山を楽しむ」一部という主催者のメッセージなのだろう。このルールがあるからこそ、参加者は真剣に準備し、真剣に挑む。そして、ゴールできたときの達成感は、何倍にも膨らむ。

ということで、くぬぎむら交流館のエイドステーションから最短の道のり(12km)でゴールまで戻りました。

レース所感

幾度となく30kmの部に参加し、全て完走できていたので何とかなるだろうと甘い気持ちでチャレンジしたが、そんな甘いものではありませんでした。

関門も30kmの時よりもシビアになり、ロードのパートが結構多いコースなので、山での走行速度の遅い私は、ロードパートで頑張って走らないと完走の可能性が低くなります。

それが完全に裏目に出たのか、ほぼロードパートの前半の10kmを終えてトレイルに足を踏み入れた時には、結構脚に疲労が溜まっていた。

おそらくこのレースの中で一番キツい区間といっても過言ではない(ブナ峠から先に行った事がないので、事実かどうかは分かりませんが)、10km付近から傘杉峠までの登りを終えた頃には、ドラクエで言うならば、HP20、MP0の状態に。それでも回復を期待して先へと足を進めます。

そんなこんなで次の関門のぶな峠に時間内に辿り付くも決断を迫られる。自力でゴールまで戻るには、この先へ進んでしまうとより困難になり、事故のリスクも増してしまう。行きたい気持ちや元気もあったけれど、HPが20、ルーラも使えない勇者1人で冒険に出ることは諦めて最短で直近の村へ向かう決断をくだしました。

今回のエイドで一番のお気に入りであったピクルスをおかわりして、50kmの部のエスケープルートでもあり、30kmの部のコースにもなっているルートでくぬぎむら体験交流会まで下ります。何度も走ってもこの下りでは大腿四頭筋がやられます。

このくぬぐむら体験交流館にて恒例のおうどんを頂きHPを回復。そこから12kmの道のりをときがわ町の風景を楽しみながら、ゴール地点であるニューサンピアまで戻りました。

大木戸

【大木戸の由来】
南方にそびえる大築山(大津久山)に戦国時代、松山城主上田朝直(安独斎)が出城を築いたといわれ防備のための空堀や郭跡が今も残っている。当寺この街道を往来する者を監視するため、大木戸がおかれたと伝わっている。

シャリシュワチュルルンジュース

ゴールへ戻る途中でみつけた謎の看板。リタイア後もなんだかんだ言って楽しめたレースでした。

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