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コーチング

コーチングを学び直すきっかけ 〜スタートコーチ認定までの道のり〜

伝える事の難しさ

トレーニング指導者として活動していると、必ずぶつかる壁があります。
それは「伝えることの難しさ」です。

自分の頭の中では「なぜこれが大事なのか」「こう動けばもっと良くなる」と明確に見えているのに、いざお客様や選手に伝えると、思ったように理解してもらえない、体現できないという経験が多くあります。

こちらが「簡単なこと」と思って説明しても、身体の使い方自体が馴染みのないものだったり、そもそも身体的なことが原因でできないことがあります。

そして「なぜ伝わらないんだろう」と悩んだときに、いつも突き当たるのは、相手の理解力ではなく“自分の伝え方”です。

「お客様ができないのは、自分の知識不足や説明の仕方が間違っているからではないか?」
そう感じる場面が増え、もっと体系的にコーチングを学びたいと思うようになりました。

新しい学びへ

私はこれまでNSCAのセミナーを中心に学んできました。科学的なトレーニング理論や指導の基盤を作る上で、とても有益な学びでした。

ただ一方で、NSCAのセミナーでは「コーチング」という観点に触れられる機会が少なく、実際の現場で“人を育てる”ためのコミュニケーションや指導法に課題を感じていました。

そこで一歩踏み込んで学ぶために選んだのが、日本スポーツ協会(JSPO)の公認スタートコーチ(ジュニア・ユース)の資格取得です。
スタートコーチは、スポーツを始めたばかりの子どもたちに「楽しさ」を伝え、長期的な成長につなげる役割を担います。
まさに「伝えることの本質」に向き合う立場でした。

教えることは「自分を見つめ直すこと」

講習の中で特に印象に残ったのは、子どもたちに指導する際の「言葉選び」や「アプローチの多様性」の重要性でした。

一つの動きを伝えるにも、言葉で説明するだけでは不十分です。見せて、触れて、ゲーム感覚で体験させてみたり、あえて失敗させて気づかせたり…。相手の理解度や性格に合わせて、柔軟に手法を変えていく必要があることを改めて痛感しました。

そして、それは大人への指導でも同じこと。

相手が理解できない、体現できないというのは、現状の方法では効果が不十分ということです。だからこそ、指導者である自分自身のアプローチを変える必要があります。

「なんでこの人は言ってもできないんだ?」

ではなく、

「どう伝えれば、この人ができるようになるだろう?」

その視点を持ち、自分自身が変化することこそが、指導の本質だと感じました。

コーチングを学んで得たもの

スタートコーチの学びを通じて、私は「ただトレーニングを教える」から一歩進んで、「挑戦を一段上へ導くパートナー」という視点を持てるようになりました。

クライアントができなかったことをできるようになる瞬間、その裏側には必ず「伝え方の工夫」や「待つ勇気」があります。

以前は「なぜできないんだろう」と相手に矢印を向けがちでしたが、今では「自分にできるアプローチは何か」と考える習慣ができました。

ただ自分の知識を伝える体現してもらうだけではなく、クライアントがそれをきっかけに自身の自主的な成長へ繋げてもらう事こそコーチングなのではないのでしょうか?

おわりに

「教えることは難しい」とよく言われます。
でもその難しさの中にこそ、自分自身が成長できる可能性が隠れている。
今回のスタートコーチ認定は、私にとって単なる資格取得ではなく、「コーチングとは何か?」を考え続けるスタートラインになったと感じています。

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