走行距離:19.62㎞ 時間:5:14:07 累積標高:1359m
今週も奥武蔵ロングトレイルレースの試走に行ってきました。
朝は少しガスっていましたが、天覚山登山口に着く頃にはスッキリと晴れ渡り、まさに絶好のトレラン日和に。
やっぱり青空の下を走るのは最高に気持ちいいですね。
さて、今回の練習のテーマは、ズバリ!
「奥武蔵ロングトレイル35km完走の肝となるパート、天覚山~長念寺パートをしっかりと走りきる。」です。
そして、具体的な目標として掲げたのは、
「天覚山から吾野のエイドステーション間を2時間以内で走ること。」
この区間が急な昇り降りがあり、心が折れるパートです。
しかし、ここを頑張って走りきらないと関門に引っかかってしまいます。
そして、結果は……
なんとか天覚山~吾野駅間を1時間45分ほどで走破!
目標を15分短縮してクリアすることができました。
以前は「あれだけ辛い…もう心が折れそうだ…」と感じていた飯能アルプスの縦走ですが、こまめに山に入って練習を重ねてきたおかげでしょうか。不思議と今回は「あれ?思ったより辛くないぞ?」と感じる自分がいました。
少しずつですが、確実に身体が山の道に順応してきているのを実感できて、本当に嬉しい瞬間です。
今回の試走を通して、改めて強く感じたことがあります。
それは…
「常に強い刺激に身体を晒すことで身体が慣れることこそがトレーニングである」
ということ。
最初は「こんなの無理だ!」と思うようなキツい登りや長い下りも、諦めずに何度も挑戦することで、身体がその負荷を「日常」として捉え始める。そして、以前は「越えられない壁」だと感じていたものが、いつの間にか乗り越えられるようになっている。
まさに、この言葉を身をもって体験した試走となりました。
日々の地道な練習が、確実に力となり、自信へと繋がっていくんですね。
奥武蔵ロングトレイル本番に向けて、また一つ、大きな手応えを感じることができました。
今回の山行
まずはタイムズのbで予約しておいた高麗駅からすぐの駐車場へ向かいます。

高麗駅
身支度を整えて、高麗駅から東吾野駅へ電車で移動(なかなか電車が来なくて40分くらい待ったかも)
東吾野駅でトイレに寄り、今回の行程のスタート地点である天覚山登山口へレッツゴー!

天覚山登山口(沢筋コース)
特に案内表示などはありません。あるのは熊注意!のポップのみ
ここから一気に天覚山山頂まで駆け上がります。(所要時間20分)
山頂にて5/17〜18日にかけて開催される『第10回トレニックワールド 100mile & 100km in 彩の国』の案内と矢印看板を発見。
私もいつか挑戦したいものです。
さて、今回のメインイベントはここから大高山までです。
この区間を体力を温存しつつなるべく早く走らなければ、完走への道が開かれることはありません。
いざ!大高山へ
ここからはノコギリの歯のような細かいアップダウンが続き、体力を消耗させます。

大岩
途中、大岩を経てなんとか大高山山頂の到着(天覚山からの所要時間45分)

大高山山頂
ここで休んでいるわけにいかないので、吾野の関門に向けてすぐに走り出します。

大高山からの急な下り
とは言っても、ここからは岩と根っこだらけの急な下り斜面が続きますので、トレラン初心者の私は、へっぴり越しで慎重に下ります。

吾野の関門
無事に吾野の関門地点である法光寺に辿り着きます。(大高山からの所要時間39分)
とりあえず天覚山から吾野の関門まで2時間以内に走り切るという今回の目標を達成できたので、(合計1時間45分弱)

奥武蔵見晴休憩所
奥武蔵見晴休憩所にて、しばし休憩

肉そば 720円
肉そばで英気を養います。蕎麦の塩気が身体に沁みます。
元気になったところで自販機にて水分も補給して、顔振峠へ向かいます。

顔振峠からの絶景
奥武蔵ロングトレイルレース(ショート)でおそらく一番長めのよいところは顔振峠からの眺めです。

顔振峠
顔振峠までは吾野駅からずっと登り基調ではありますが、これまでの行程を考えるとなぜか楽に思えます。(吾野駅からの所要時間46分)
ここからユガテまでは、下り基調でそこそこ走れる区間です。

ユガテ
ユガテに到着して奥武蔵ロングトレイルの標識見ると絶望する。ここからゴールまでまだ10kmもあると…(顔振峠からの所要時間1時間6分)
今回は、まだ元気なので休憩せずに先を急ぐ。
ユガテからの登り返しが意外と身体に堪えます。
主要な山の深沢山、水晶山、そして愛宕山を経て、長念寺でこの度の山行は終了です。(ユガテからの所要時間1時間11分)

長念寺
2年連続の完走、昨年の自分超えを目指して6/15の本番も頑張ります。
ずっと悩んでいたランニング時のインナー問題
長時間のランニング時に着用するインナーに悩んでいました。
タイツだと締め付けが気になるし、縫い目のある下着だと擦れて痛くなるし…
そんな悩みをユニクロのエアリズムシームレスボクサーブリーフが解決してくれました。
ランニング専用のものではありませんが、試しに購入して長時間のランニング時に使用してみたところめちゃくちゃ快適でした!

合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。