皆様がトレーニング指導するうえで一番大切にしていることは何ですか?
私は、断然「安全」です。
安全にトレーニング指導するために必要な学術的な知識やエクササイズテクニックは学校で十分学べるかもしれません。
しかし、それ以前に安全性に関するルールやマナーは、学校ではあまり教えてくれません。
私が、トレーニング指導するうえで、知識やエクササイズテクニック以前に注意していることをいくつか挙げたいと思います。
整理整頓
使い終わった道具は、床に放置せず在るべきところへ戻しましょう。
当たり前だろ!と思っている方が多いかもしれませんが、これがなかなかできていない方が多いのです。
床に置いたままにするとエクササイズを実施する際に邪魔になったり、躓いて思わぬ事故に繋がったりするかもしれまんので、トレーニング指導者を目指す方は、常に整理整頓を心掛けましょう。
さあ、トレーニングしよう!となった時に写真のような状態だと不愉快になりますね。
セーフティーバー&バーベルカラーやフックの正しい設置
私が指導している、とある施設では、常にセーフティーバーが床に散乱している状態が普通になってしまっています。
私の常識では考えられないのですが、いくら注意してもこの状況が変わらなかったので、諦めました。
どんなに注意深く指導していても事故が起こる時は起こりますので、その可能性を少しでも減らすためにまずセーフティーバーやバーベルカラーはしっかり設置する習慣を身に着けましょう。
また、セーフティーバーやフックの高さの設定を間違えてしまうと、設置していても事故の防止につながりませんので、正しい高さに設置しましょう。
セーフティーバー設置の高さに関して
ベンチプレスの場合
・フックの高さ
腕を伸ばした状態で、フックにバーベルが触れずにかけられる高さ
・セーフティーバーの高さ
バーベルを落としてしまった時に胸にバーベルが当たらない高さ。
実際は、オープングリップ(サムレスグリップ)でベンチプレスを実施しない限り、バーベルを落とすことはないかと思うので、私の場合は、セーフティーバーにバーベルを置いて状態でもベンチから抜け出せる高さに設置しています。
スクワットの場合
・フックの高さ
フックにバーをかけた際に、正面に立ち、自分の肩の高さよりも低い位置。私は大体バーベルが脇の高さにになるように設置します。
これはあくまでも目安なので、スクワットをハイバーで実施するか、ローバーで実施するかでも変わってくるので、そのあたりはご自身で判断してください。
バーベルをラックから外す際や戻すときにつま先立ちにならないとできないくらい高かったり、腰を丸めて戻さざるを得ないような低い位置に設置するのは推奨しません。
・セーフティーバーの高さ
扱っている重量で最も深くしゃがめる高さ
重量によってスクワットを実施できる深さが変わりますので、そこはご自身の経験から判断して適切な高さに設置してください。
時々、その低さじゃフルスクワットでもセーフティーバーに触れないだろ!と突っ込みたくなるような高さに設置している方をお見かけしますが、それはもはやセーフティーバーを設置していないのと同意義です。
使い終わったら綺麗に
使い終わった道具は、きれいに拭いて清潔な状態を保ちましょう。清潔に保つことで感染症の予防や道具に劣化を防ぐことができます。
また体液や血液が付着している場合は、適切な処置が必要です。
クライアントの身体に触れる際は同意を得よう
性別に関わらずクライアントの身体に触れる時は、同意を得てから触れるようにしましょう。
私の場合は、初回カウンセリング時にその内容を含んだ同意書にサインを頂いてますが、実際の指導中に触れる際にも極力口頭で伝え、同意を得てから触れるようにしています。
不必要に体に触れることは避け、同意を得たうえで必要な時のみに触れるようにしましょう。
まとめ
その他にもマンツーマンで指導する際に、気を付けなければならないことはあるかと思いますが、いずれにせよクライアントにけがを負わせてしまったり、不快な思いをさせないということを前提において行動することが大切なのではないでしょうか。
そうすれば自ずとするべきことはわかるはずです。日々の失敗の中から学び、日々アップデートしてより質の高い指導を目指していきたいものです。
合同会社ORDINARIO業務執行社員/CSCS*D/NSCA-CPT/NSCAジャパンレベルⅡ認定/スポーツ医学検定1級/座右の銘「普通」/ Team 「ULTRUN」/トライアスロンチーム「アイアンノビス」マネージャー/日本トライアスロン連合公認審判員(第3種)
現在は池袋、氷川台にて一般の方を主にパーソナルトレーナーとして活動しています。マラソン、トレイルランニング、トライアスロン愛好家。フルマラソンサブ4達成、ウルトラマラソン100km完走、IRONMANミドル完走。現在、IRONMAN完走を目指し日々精進中。